風の谷のナウシカ [アニメDVD]

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風の谷のナウシカ風の谷のナウシカ
久石譲、高畑勲 他 (2003/11/19)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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宮崎駿の劇場監督第2作。「火の7日間」といわれる最終戦争で壊滅した近未来を舞台に、風の谷の王妃・ナウシカが、谷を守るため、人々が忌み嫌う王蟲(オーム)と心を通わせ、トルメキア王国の陰謀に立ち向かう姿を描く。

【商品の説明】
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。

アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。

巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。

カスタマーレビュー

読者口コミ評価いまでもナウシカに理想をみる
この映画が世に出た80年代前半は、米国とソ連の超大国の対立を軸とする冷戦から、核戦争の危機が、より身近に感じられた時代である。監督の宮崎駿はこの頃、適者生存というダーウィニズム的な思想と、環境問題や国際情勢の緊迫に見られる、地球規模での生存環境の悪化を自ら招いた、人類の存在に対するジレンマに悩んでいた。このテーマに彼なりの解答を見つけ出すのには、劇画の「風の谷のナウシカ」の完結や、後の「もののけ姫」の完成という、長い歳月を要した。(だが、「もののけ姫」は饒舌に説教臭くて、個人的に好みでは無い。ちなみに劇画バージョンの「ナウシカ」も、ある意味で映画版とは全く違った作品として、お薦め。)

「ナウシカ」後の宮崎駿の大活躍は、今さら述べるまでもない。アニメや映画としての、技術的な点や娯楽性を含めたトータルな完成度では、後の「トトロ」や「千と千尋の神隠し」などの方が、全く優れていると思う。しかし、「ナウシカ」ほどの、強烈な印象を心に焼きつけるアニメには、いまだに出会えていないと、個人的には思う。

人々の忌み嫌う腐海奥深くにまで入り込み、そこから持ち帰った生物を自ら育て、研究に勤む探求心をもつ、ナウシカ。まるで自然と戯れるように、生まれた自然への深い理解や愛情を育む様子に、自然を凌駕するための対象としてではない、理解し、語り合う相手として捉える、真の科学者の姿を見る思いがする。アスベルを追い、迷い込んだ腐海の底で知った、大自然のサイクルが生み出す自己治癒のメカニズムに、感動し涙する姿は、長いこと自然科学を学んできた自分としては、森羅万象を学ぶという事の、原点を思い起こさせてくれる。

この作品に個人的に感じる魅力は、他にも色々あげられるのだが、延々と続いてしまいそうで、割愛。全編を通して、主人公ナウシカの見た物、感じたことなどを中心にストーリーが急ピッチで進んでいくので、彼女の感情の起伏を細かく追いつつ観賞するのがお薦め。ナウシカを演じる声優島本須美による、涼やかながら真の強いヒロインの演技も、絶品だ。

「ナウシカ」誕生時から時代は変化し、人類の近未来像はシンプルな構図では、理解できなくなっている。あまりに聖人君子の様に描かれるナウシカに、文字どおりの「理想」を見続けてしまうのは、将来的には結局、「腐海」を生み出す事になる人間でしかないからなのだろうか。もしそうだとしても、心優しいナウシカと、彼女が行動で示す普遍的なメッセージに、これからも、より多くの人が希望を見出し続けることを、願わずにいられない。

読者口コミ評価環境相にも見てほしい
原作コミックによると、現代科学文明は産業革命から1000年後に絶頂期を迎え、そこで「火の七日間」という世界戦争が勃発するとなっています。確か、ナウシカの時代は「火の七日間」から更に1000年後の世界ですので、産業革命から2000年後、つまり西暦3800年頃の地球が物語の舞台となります。そこでは、人類は猛毒をまき散らす森や、巨大な虫たちに怯えながら、生態系の片隅で、ほとんど絶滅の危機に瀕しながら生活しています。

なぜ地球はそうなってしまったのか。猛毒を発する森や、巨大な虫たちはなぜ生まれたのか。人類は、荒れ狂う生態系といかに接するべきなのか。人類はどうなるのか、どうすべきなのか。このあたりが見所なのですが、この作品は、この問に完全・明快に答えを出してくれる訳ではありません。映画のクライマックスの後も、人類が生態系の片隅で怯えて暮らすことに変わりないからです。
映画を見て「一件落着」というものではなく、見た後もずっと考えさせられる深い映画です。

さらに、この謎をもっと知りたい、もっと考えたいと思ったら、原作コミックを読まれるとよいでしょう。映画版は原作コミック版の冒頭4分の1くらいしか扱っていませんし、内容も相当単純化されているからです。原作コミック版はさらに衝撃的で、ずっと困難な問題を問いかけてきます。

クールビズとか言いながら、アマゾンの森を切り開いて作ったエダマメをつまみにビールを飲む「環境指向」な我々日本人は、この作品から学ぶべきことがまだたくさんあるように思います。

読者口コミ評価問答無用でこれは凄い
よく暇な休日やちょっと時間があればこのナウシカを見ていました。
昔からとりあえずほんっとによく見ていました。笑。
私が幼稚園に居た頃もよく先生がビデオをかけっぱなしにしていたのを憶えてます。
まずそれがこの話との出会いだったでしょうね、早いですね(笑。
私が小学校にあがるころはもう家にはあったかな、と思います。あの頃はDVDではなかったですが。
よくジブリ系作品及び、つまり宮崎監督の作品はよく家族で見るんです。
このナウシカではいろんなことを感じ取らせてもらった。
まず話をよく見ていないとわからないのが駿ワールドの特徴だと思う。
弟は実際、意味がわからない部分があったらしく説明をよく求めてきてました。
私はとにかく必死でしたね。内容に、駿ワールドにのめり込んで意味を理解したくて。
こう、一言では言えないんだけど感情の振れ幅が大きくなったし
優しさとか人を信じること、ナウシカは劇中に王蟲でさえ信じるような場面が沢山あったわけですし
いろんなひとがナウシカを見てやっぱりいろんなことを思うのだろうけど
私はとにかく大事なものを教わりましたね。いつまでも胸の中で残っています。忘れられない一作です。
私がナウシカの映像版ですきな場面はひとりの少女が言った、
「姫姉様、金色の草原を歩いているみたい」
あのサウンドバックとともにあのシーンはグッときたんです。特にラストですし。
原作もあの長編の中の一部をなんとかすっぽり2時間ぐらいの作中に納めたのもすごかった。
この作品は誰にでも見てほしい。きっと知らない人のほうが珍しいですしね。笑。
まだあの昔々のもう古いビデオは捨てていません。いまもう見れなくなっちゃってるぐらいですが;
とにかく私は本当いい作品だと思う。愛とは大きいものだと、ナウシカが教えてくれました。

読者口コミ評価少しずつ理解する度に大人になる自分
家族で映画のナウシカを何十回見たかもうわかりません。大人は残酷だ、なんて思いもしたけど今は私が大人になってしまっている。
原作コミックがあるせいかナウシカは宮崎作品の中で一番見てきました
見る度、年齢を重ねて保育園児、小学生中学生と時が過ぎて見る度にまた感じ方が変化する
小さい頃は深く考えもせず夢中に見た。いつからかナウシカの背負う重さも感じた。またいつからか戦争もからんでいる事を意識しだした

私には深い深いものです。きっとこれからも見る度さらに深くなるかもしれない。
皆さんに原作コミックは読んでほしいです。私の家にあるナウシカの原作コミック1巻があり、姉の為に母が書いたフリガナや私は当時字の読めなかったので塗り絵状態になっています。 その原作が完結したのは私が15歳頃。
小さい頃から何度も読んで、完結までの内容がわかりかけてきたのが19歳位。
読む度に難しいけど読む度に得るもの考えるものがある。
世界が変わりマスクをしなければならない大気、生き物を利用する人、人間が土地をうばいあい争いをしナウシカは世界を背負い絶望を感じながらも人や生き物と対面し繋げてきた。
ナウシカは光をあててくれた
夢の中でいいからナウシカやクシャナに会ってみたいと想い続けてどれくらいたつんでしょう
私にもどこか少しでもナウシカやクシャナの優しさや強さをもてたらいいのに


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2007/08/09(木) | 映画DVD
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