20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1)

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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
(2000/01)
浦沢 直樹
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あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。

【商品の詳細】
▼第1話/ともだち▼第2話/カラオケ▼第3話/ギターを買った少年▼第4話/鼻水タオル▼第5話/理科室の夜▼第6話/月に立つ顔▼第7話/ソフトボール▼第8話/穴を掘る▼第9話/メッセージ▼第10話/ユキジ
●主な登場人物
 ケンヂ(37歳・独身。代々続いた家業の酒屋をコンビニにして、母親と営む)
 マルオ(ケンヂの幼なじみ。町内でファンシーショップを経営している)
 ヨシツネ(ケンヂの幼なじみ)
● あらすじ/1997年、ケンヂが営むコンビニへ刑事が訪れた。ケンヂがいつも酒の配達をしている敷島家が、全員行方不明になったのだという。敷島家の集金がまだ終わっていなかったケンヂは、飲み逃げかと落ち込むものの、渋々ビールの空きビンを取りに敷島の家を訪れる。するとそこには、どこかで見たことがあるような、不思議なマークが壁に描かれていた(第1話)。▼ケンヂは、幼なじみのケロヨンの結婚式に出席していた。ケロヨンとは少年時代、小学校の仲間たちと近所の空き地に秘密基地を作り、みんなで地球の平和を守るために戦うと誓い合った仲だった(第2話)。

【カスタマーレビュー】

口コミ評価・感想おもしろすぎ!
何か最初は話が全然見えてこなくて、ただ淡々と進んでいくだけなのですが、話が進むにつれ物語はとんでもないことになっていきます。恐らくこの1巻だけではまだ話が分からないと思うので、最低でも5~6巻までは読んでみるのをお勧めします。またこの漫画、場面によって非常に昭和チックな雰囲気を醸し出しており、特にお父さん世代の人達にしか分からないような内容も多々出てきます。が、決して知らない人達にはつまらないなんてことは無く、そこを誰にでも「興味深く見せる」ということができるのが、この作者のすごい所でもあると思います。この漫画には数多くの謎がでてきます。やっと謎が解けたのに、今度はまた新しい謎が生まれる・・・といった繰り返しです。恐らくこの漫画ほど、「真相が知りたい!」という漫画は無いでしょう。いい意味で、読者を裏切ってくれる漫画です。

口コミ評価・感想あざやかな話運び
弟から薦められてまず第1巻を読み終えたところです。
まず、主人公たちと同じ世代なので、非常に親近感がわきました。忍者部隊、ローリングストーンズ、アポロ11号、タイムカプセル、平凡パンチ・・。いずれもわたしたち40代が少年の頃とおってきた道です。その懐かしい30年前と、不思議なカルト集団の暗躍する現代が殺人で繋がれ、複雑なそして深い線で結ばれているようです。このあたりの話の運び方が実にうまいですね。題名と表紙から想像もできなかった思いもかけない深い世界を感じました。先が楽しみです。

口コミ評価・感想一気読みおすすめです
この作品の時代より少し遅い世代に生まれました。女の子だった私ですがやっぱり小学校の大きなつつじの木の中に「基地」を作って色んな物を持ち込んだり、近所の男の子達と怪獣ごっこでギャーギャーツと叫びながら遊んだり。気弱な大人しい子もいたし、勝ち気な子も、リーダー的な子も賢かった子も。でも自分が当時どんなことを言っていたりクラスの全員とか何処で何をしたかなんてもう覚えてないというか忘れたのではないでしょうか。そんな私達のように子供の頃の夢にほど遠く大人になったケンヂと幼なじみ達が近所でおきた大学教授一家失踪事件をきっかけに子供の頃に作り上げたマークを掲げる謎の団体「ともだち」の恐ろしい陰謀に巻き込まれてゆく、、巻き込まれなければいけなかった。なぜなら「ともだち」の陰謀はまさにケンヂの子供の頃に考えた世界破滅の計画通りに進められていたからー。それは仲良しのグループでしかわからない事、、。ほんとうに面白い!これは小説にも負けない、もしくはそれ以上の話とおまけに絵までついてます。「モンスター」でもそうでしたが、この漫画は先が読めず先走って2、3ページパラパラと思わず覗き見してしまうほどよく練り上げられています。時代も著者の時代なのでしょうか、それとも経験をまじえているのでしょうか、読者と共感できるようになっているし、「ともだち」のやり方もジワジワと反撃の感情を削いでしまうような恐怖がありケンヂ達のような昭和のヒーローのかけらもないごく平凡な大人達数人で勝てるのだろうかと読む方も何だか不安にさせてくれます。
まとめ買いするか一気に読んでしまわないととても1巻ずつゆっくり読むなんて、私にはですが、できないと思います。まだほんの5巻ぐらいまでですが最新刊までまとめてなんて考えてます。それにしても「ともだち」はいったい誰?あいつかもこいつかもと漫画でありながら推理です。

口コミ評価・感想まずはスタート
作者は1960年生まれということですから、千里の万博当時は10歳、小学4年か5年でその当時の思い出と、その少し上の世代つまりその当時大学生くらいの人間がのめりこんだニューロック世代(ジミ・ヘン、ジャニス、ジム・モリソン・・)の行く末がどうなっていったのだろうという思惑と1995年のオウムの事件がきっかけとなって構想が始まったのではないかと勝手に想像しております。秘密基地、作りましたね。洞穴・・魅力的な時代です。まずはここからスタートですが、5巻あたりまで一気に読まれることをお勧めいたします。ミステリーであり、団塊の世代への鎮魂歌でもあり、一つ一つの小ストーリーに人生があり、人物人物にもまた夫々の人生があります。こういう作家は珍しいですね。特にイントロからぐぐっと引き込んでいくときの勢いは超一流です。今なら一気に20巻までいってしまうかも。

口コミ評価・感想止まらない
夜中だったので一巻だけ読んで寝ようと思いました。が、無理でした、、、
MONSTERを読んでいたので浦沢作品の魔力は知っていましたが、まさかここまでとは、、、
この一巻だけでは何も始まってはいない。何が目的なのかもわからないが、確実に何かすごいことが始まるのを感じる。今までなんで読んでいなかったのか一巻にして後悔しました。とにかく読んでみてください!この作品をこれ以上語るのは無理です!文句なしに星5つで!ドンキーが見たのはなんなんだろう、、、

口コミ評価・感想文句なしの名作
今回も「浦沢作品にハズレなし」の法則が発動されました。
初巻ということで、謎に満ちた前振りが随所に盛りだくさんでワクワク感をいやがおうでもあおってくれます。今後の波乱と謎を十二分に予感させるところがまさにプロのお仕事なのでしょう。
先日再収監の22巻出たそうなので、週末を使ってドラマ「24」の時みたく一気に読んでみようかと画策中です。でも、ゆっくり味わって読むのも手だしな〜。まさにうれしい悲鳴だったりして。

口コミ評価・感想小説超えちゃった
この漫画読んでもう小説はダメだと思った。もともと漫画は小説より読みやすく、絵と文章の二重構造で物語を伝えるため娯楽性の点で小説より優っていた。その小説がいままで漫画に取って変わられるのをギリギリで防いでいたのは、言葉の使い方、レトリックの妙、そして圧倒的な情報量を詰め込めるゆえの物語の深さだった。だけどこの「20世紀少年」のナレーションのレトリックの巧さは小説以上だ。張り巡らせた伏線が巧みに消化されていくカタルシスの点でもすでに漫画の枠を超えている。そして読みやすくなにより抜群に面白い。何巻も長く続いていく漫画というメディアを最大限に生かした物語のボリューム、深み。もはや漫画をも、小説をも超えた地点で描かれた漫画だ。小説というジャンルに満面の笑みで別れを告げる渾身の一作。

口コミ評価・感想昭和34年と35年生まれの人たちへ
この本を読んでください。30年前に経験した事がその当事の匂いと共に鮮やかによみがえってきます。アポロ11号、ゴールデン洋画劇場で初めて見た『大脱走』、そして万博・・・
もう二度とは戻ってこない少年時代へのノスタルジーがこの作品には詰まっています。

口コミ評価・感想面白いけど・・・・・
僕は浦沢さんの作品が大好きで浦沢さんのコミックは全部読んでいると思います。 この20世紀少年は全体を通して読むととても面白いのですが一巻だけ読むと「つまらない」みたいな反応を示す人が多いので出来るだけ3巻ぐらいまで一気に読んだ方が良いと思います。
そうすれば物語の深さにはまっていくことは間違いなしです。

口コミ評価・感想実はオーソドックスなSF
僕は、天才浦沢直樹さんの特徴は、実はオーソドックスで骨太な物語の語り部であるということにあるのではないのか、と思う。
というのは、オリジナル作品である『MONSTER』『YAWARA』『HAPPY』『PURUTO』等々は、すべてパロディに自覚的で、非常に単純で「ありがち」な設定の反復になっている。とりわけ、決してどれも独創性があるわけではない。プルートは手塚治虫先生の鉄腕アトムの傑作『地上最大のロボット』と彼の Robotの考え方のベースにあるアイザック・アシモフのロボット三原則への見事のオマージュになっている。また『20世紀少年』も、オウムに代表されれる終末的な世界観では、あまりのありきたりな内容の反復に過ぎない。いわば、駆け引きと刺激に慣れすぎた日本のドラマに飽きた世代が、韓流ブームでキスもしない純愛の韓国ドラマ『冬のソナタ』(ユンソクホ監督)に回帰したのに似て、断片的なパロディシステムではなく、骨太の物語への回帰をしているといえる。しかし、そんな「ありきたりの設定」でなぜここまで、見事なメジャー的な人気を保てるのかというと、それは彼が骨太な物語の語りや漫画的手法の文脈を、洗練しているからではないかと思う。いってみれば、骨太の物語を語る上での浦沢的「文法」が極度に洗練されて構築されているからではないかと思う。詳細は省くが、例えば新興宗教や70年代のロックや昭和時代の文物などノスタルジーのパロディ的引用(池袋のナンジャタウン!)に非常に自覚的だし、『パイナップルアーミー』『マスターキートン』で完全に自分のものにしたヨーロッパや世界を描く手法によるスケールの広がり等々。一言で言うと、創造力の飛躍を核とするSFのセンスオブワンダーを含めて、骨太の物語を、日常から浮き上がらない形でわかりやすく丁寧に構築する技量を持っているのだ。そういう意味では、独創的なエンターテイナーというよりは技術者に近いのだが、逆に言うと骨太の物語の語り部こそが真のエンターテーナーなのではないかと、僕は思います。久々に☆10個です。


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