蟹工船 (まんがで読破)

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蟹工船 (まんがで読破)蟹工船 (まんがで読破)
(2007/10)
小林 多喜二
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昭和8年、治安当局に拷問虐殺された作家・小林多喜二の代表作。人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る「蟹工船」は実際の事件を基にしたプロレタリア文学作品。

【商品の説明】
軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境、労働者たちを人間扱いせず長時間労働を強制する監督浅川。過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが、経営者側はもちろん、帝国海軍も介入する始末で、国民を守ってくれるはずの軍が資本家の側についた事実を目の当たりにするが、労働者たちは再び闘争に立ち上がっていく。
「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 多喜二
1903(明治36)年10月13日、秋田・大館生まれ。4歳の時、一家は小樽に移住。小樽高等商業学校(現小樽商科大学)卒。在学当時から志賀直哉と文通し、北海道拓殖銀行に勤務するかたわら志賀直哉、有島武郎、武者小路実篤らの作にも学びながら文学修行した。『戦旗』に発表の「一九二八年三月十五日」 (28年)、「蟹工船」(29年)でプロレタリア文学の金字塔を築き、「不在地主」(『中央公論』)発表を機に拓銀を解雇されて上京。以後は作家として一意専心し、31年日本プロレタリア作家同盟書記長として、満州事変後の日本の侵略戦争の拡大に先頭に立って反対し、当時非合法におかれていた日本共産党に入党。32年春のプロレタリア文化運動に対する大弾圧で地下活動に入り、33年2月20日、特高に検挙・拷問死させられた。


【カスタマーレビュー】

口コミ評価・感想70年前の作品とは思えない
小林多喜二は知っていた。蟹工船も知っていた。だけど、読んだことはなかった。共産主義の本と思っていた。しかし、今の市場原理主義の世の中と重なるところが非常に多い。
ワーキングプアとか派遣社員の労働組合とか言われている今にぴったりだ。あらすじは、蟹工船にのって、あまりに劣悪な環境で働かされていて、みんなで団結して立ち上がろうと言う内容。
70年も前の思想が現代に生きている。率直に驚いた。また、共産党のよさが少しだけ分かった。

口コミ評価・感想よかったと思います
私はまだ原作を読んだことがありませんが、メディアで今『蟹工船』が注目されていると耳にしたので、手始めに漫画版を買ってみました。
現代の日本における労働問題として、長時間労働、精神疾患、上がらない給料などがあげられますが、特にいくら働いても給料はあまり増えず資本家(株主)への配当が重視されている点はこの本の舞台となっている昭和初期とあまり変わらないような気がしました。
今後は原作となっている小説も読んでみたいと思います。


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